勝手広告 X コロプラ

縁あって、ムービーインパクトの神酒(みき)さんからのお誘いで「勝手CMアワード」に行ってきた。
場所は渋谷の某所。
いってみたら、いきなりその前に警察官が沢山。 なんと、どうやら薬物にかかわっているらしい男性が6−7人の警官に取り囲まれていた…。

それはさておき、「勝手CM」とは何か。
会社の動画広告を、頼まれてもいないのに作るというものだ。
http://www.movieimpact.net/award/index.html

会社からお金も出ないのになぜやるのか? 
もちろん最初は会社とは関係ないが、いいものを作ればそれから会社と関係ができて、いろいろ話がつながることもあるし、またアワードなど作れば話題もできるし、そのうちこのアワードにある程度の権威がつけば、入賞者にとってもその後のキャリアに意味ができることになる。

それこそ、ムービーインパクトがやっている「水曜ウェンズデー」(日曜サンデーっていうラジオあるなあ(笑))
http://www.ucul.tv/program/suiyou/index.html
Z会が提供しているが、このZ会とのつながりにしても、勝手CMからの縁になっているはずだ。

あ、はてな文法忘れた…そのためひたすら長く続ける。

というわけで、本番を見た。
GMさん(コロプラの社長さん、たしかGMとはゲームマスター)も来ていて、GM賞を与えていた。
内容はすべて
http://www.movieimpact.net/award/index.html
で出ているので、個人的な感想。

「CMを作る人間と、コロプラユーザーは違う」というのが端的な感想になる。
実際に映像をつくっていた人々の中に、果たしてヘビーなコロプラユーザーがどれくらい居たか?というと疑問だ。
その意味でグランプリ(と呼ぶんだっけ?)を受領したのがユーザーであったことは喜ばしい。

なぜそれを言うか?
CMの中に、コロプラユーザーであれば「そんなのありえね〜よ」というのが満載だったから。

たとえば
使用されている画面が初心者ユーザーの画面
監禁されているときに位置登録したら、「どこで登録したか」が見えるのにどこだかわかっていない
南極というか海外は位置登録できない。
夜中に隕石が来るなら、ミサイルを撃てばいい(プラが無いという可能性はあるのだが)。
コロプラは「アプリ」ではないのでは?
など。

中では、ゾンビの使っている画面は2面めも作っていて、これはそれなりにやりこんでいるな、ということを感じた。
また、iPhone画面での「やりとり」の中にもユーザーの言葉がしっかり入っていると思えた。


残念だったのは、コロプラの特徴として「位置ゲー」「コロニー育成」
ということだけが強調されていたこと。

コロプラは、ゲームではあるのだが、戦わない。
競う部分はもちろんあるが、それよりは「コミュニケーション」のツールであり、
そしてなにより「助けあう」ゲームなのだ。

神酒さんが途中で自分の経験として「助けてもらった」とか言っていたが、
実はそれこそがコロプラの真髄だと思う。

初心者は助けてもらう。
そして、自分がある程度資源を取得できて成長したら、今度は他人を助けてあげる。

これの連鎖がコロプラの良さだと思う。


あと、お土産集めとかにも言及して欲しかった。


…なら、自分で作れよ!と言われそうだが…

ちなみに私が投票したのは受賞した二つではなかった。
どれか?
青春18きっぷで旅に出ないか」
というものだ。


なお、コロプラのCMを作る場合、訴求するのはコロプラ非ユーザーなので、初心者または非ユーザーが作るほうがいい、という考えもあるかもしれない。
コロプラユーザーには、特にコロプラを宣伝する必要がないのだから。