吉祥寺アニメワンダーランド

□吉祥寺アニメワンダーランド2009フィナーレは 『天才バカボンスペシャル上映会なのだ!【日時】2008年10月12日(月祝)18:00開場 18:30開演 【場所】吉祥寺シアター 【料金】 (入場料500円・ポスター付き)アニメワンダーランド最終日の10/12(月祝)、吉祥寺シアターにて 『天才バカボンスペシャル上映会』を開催します!同時開催:手塚るみ子さん+赤塚りえ子さんトークショー手塚治虫先生・赤塚不二夫先生の両巨匠を父に持ち、今はプロデューサーとして活躍中の手塚るみ子さんと赤塚りえ子さん。お二人は公私ともに仲良し!そんなお二人のトークショーを同時開催します。
http://www.kichijouji.jp/event/character/2009/index_11.htm

というわけで、このスペシャル上映会に行ってきた。
二人の話を聞くのは初めてだった。

二人は仲良しだということも初めて知ったし、りえ子さんが3年前までイギリスにいて、突然帰国してフジオプロの社長になったことも初めて知った。

「有名漫画家の娘」としてお互いに苦労もしただろう。
だが赤塚りえ子さんのほうが楽しかったのかもしれない。

りえ子さんは、大人になって知ったという。
世の中のお父さんは裸で尻にものをはさんだり、家の中でセーラー服を着たりしない、と。

なるほどな〜

りえ子さんのほうがなんだかテンポが飛んでいる。ゆっくりしているが話が飛ぶ。
るみ子さんは3人きょうだいの真ん中だ。

話しはいろいろ飛んだが面白かった。

あとは…るみ子さん、和登さんに似ている! 年齢はさておき、だが…


ついでにもう一点。 ほしくなってアマゾンで買ったと何度も連発していたけれども、たまには楽天でも見てくださいね(笑)

Translation Party

先日「百式」で紹介されていた Translation Party.

翻訳を英語、日本語交互にして、最後に均衡するものへ。

ところが…これはいったい何だ?
Government of the people, by the people, for the people.

英語から始めるので、英語で知っているフレーズを入れてみた。すると…

http://translationparty.com/tp/#742020


Start with an English phrase:
let's go!

Government of the people, by the people, for the people.
into Japanese
政府は、人々の、国民による、国民のため。
back into English
The government and people, by the people, for the people.
back into Japanese
政府と国民は、国民による、国民のため。
back into English
The government and the people, by the people, for the people.
back into Japanese
人々のための人々が韓国政府と国民は、 、 。
back into English
People who for the Korean government and people, and.
back into Japanese
人々のための韓国政府と国民、および。
back into English
Korean government and people for the people, and.
back into Japanese
韓国政府と国民のための人々 、および。
back into English
The Korean government and people for the people, and.
back into Japanese
韓国政府と国民のための人々 、および。
back into English
The Korean government and people for the people, and.
Equilibrium found!
This is a real translation party!

なぜに韓国?グーグルさんよお!

グレーとブラック 翻訳の難しさ

TechCrunchにこんな記述が。

http://jp.techcrunch.com/archives/20090623make-money-on-your-iphone-3g/

Joel Johnsonがいうには、今やiPhone 3Gもかつてのマックのようになったという。使い古した16GB 3Gモデルが300ドルで売れたのだ。

(中略)
同じモデルの新品が、AT&Tでは2年契約で99ドル(3GSなら200ドル)で買えるのだから。

この話の一番興味深い点は、このiPhone 3GAT&Tの桎梏(しっこく)を逃れて、ブラックマーケットで自由を得たということだ。

原文をあたってみよう。

(前略)
Most interestingly this wrests an iPhone 3G from AT&T’s vicious claws, resulting in a grey market iPhone that lives free in the wild.

グレーとブラック。
たぶん翻訳者はある程度確信犯としてこの言葉を使ったのではないか。
「桎梏(しっこく)を逃れて」などという単語を使うところからみても。

私は金融出身だからグレーマーケットという単語になじみはあるのだが
翻訳者はそうでないのかもしれない。

ただ、ブラックマーケット、ではイリーガル
グレーマーケットではアンオフィシャル

というニュアンスを考えると、やはりブラックマーケット、という単語はいきすぎではないかと思える。

翻訳は難しい。

ウェブはバカと暇人のもの


ウェブはバカと暇人のもの
現場からのネット敗北宣言
光文社新書
著者: 中川淳一郎
出版社: 光文社
サイズ: 新書
ページ数: 245p
発行年月: 2009年04月
ISBN:9784334035020
本体価格 760円 (税込 798 円) 送料無料
ウェブはバカと暇人のもの

刺激的な話が並んでいるが、かなり当を得たものも多い。
日本のウェブは高等な人たちだけが使うのではなくて、「バカ」と「暇人」が楽しんでいて、彼らが世論を形成し、人々を匿名性の中で攻撃しているというのだ。
梅田氏の理想とはかけ離れている、という。
実際、首肯できる部分も多い。

ウェブではなくてテレビ(地上波)の影響力が高いので、ネットにしてもテレビの話題にすればPVが稼げるしそれが収益につながる、というのはたしかにそのとおりだろう。
PVを稼いで収益を得るためには、バカが飛びつくキーワードを埋め込んだり、ヤフーニュースにリンクしてもらえばいい、というのだ。 企業もブランド構築などと高尚なことは考えず、バカをひっかけるための仕掛けをすればいいと。 
「先にバカをした企業がライバルに勝利する」これも残念ながら事実に近いのではないだろうか。
もちろんそれだけではなく、硬派なコンテンツが人気になることもあるだろう。だが、それを仕掛けるのと、バカと暇人を集めるのと、どちらがより成功率が高いか…もちろん結果は見えている。

だが、結論の「ネットはあなたの人生をなにも変えない」というのは自己撞着だろう。
彼はネットで食べているわけで、そのネットがあるおかげで彼のライフスタイルが成り立っているのだから。

あと、彼はやはりPCの人間であるので、若い世代のケータイについてはあまり触れていない。
今後、ケータイが世界を変えていくことは確かだろう。
もちろん、ケータイは、若いバカが使うもっと悪質なツールだ、ということで片付けられてしまうのかもしれないが。


僕は「暇人」であることは確かなのかもしれない。
だが、ウェブがすべてバカと暇人のもの、と片付けてほしくはない
ウェブに限らない。テレビだってそうだ。

テレビもウェブもバカと暇人に影響力が高い。そこまでは認めよう。
だからといって、それ以外の使い道がないかといえばそんなことはない。

すでに確立している「バカと暇人」のルート以外に、どういう仕掛けを考えられるか。
それがウェブでビジネスをしていくものたちの課題なのだろう。

そうしなければ、梅田さんに「残念」で片付けられてしまう。


匿名性についてはどこかで考えてみたい。

今年も音楽会議に参加

stint2009-05-30


去年に引き続き、「百式」の音楽会議に参加です。
今回もヤマハの人々のデモがあって面白かった。

ヤマハの人たちは、ケータイを楽器にして、セッションを繰り広げてくれました。
面白い!

あとでケータイ見せてもらったんだけど、ひとつのアプリの設定でたくさんの楽器もできるし、またそれぞれの操作についてもいろいろ変更できるようになってました。
ついでに音にもこだわってる。

ここがヤマハの良さであり、限界なのかもしれない。

「音」にこだわるのは楽器メーカーとして当然なんだけど、行きすぎるとそれはただのオーバースペックになる。
全身にボディスーツを着込んで楽器をやるのといっしょで「やりすぎ」になって、コストパフォーマンスが合わなくなってしまう。

商売、という点からすれば、きっと機能をしぼって個別のアプリにして販売するか、あるいは組み込みでは一つの楽器だけを入れておき、あとは有料でほかの楽器をダウンロードできるようにしておけばいいのではないだろうか。
また、音にこだわりすぎると、やっぱりオーバースペック。
本当ならWiiよりも前に世に出ているかもしれないものが、結局売り方がうまくないと売れない、ということになってしまう。
ゲームの人たちは「遊び」「おもちゃ」と割り切るから、逆にうまいこといろいろできるのかもしれない。


第二部はケータイについてのお題。
グループのほうで二位をとり、今年もコーチのメモパッドをもらった。まだ残ってたんだね〜(笑)

個人賞はことしはノミネートされず。仕方ないなあ。
もう少しアイディアを考えておかないと、いざという時出てこない、と感じる。


田口さん、ヤマハの皆さん、ご苦労様でした!

追伸
二次会はなかなかスタートしなかったので、ビールを飲んだのが10時40分。おつまみはお通し以外にこなくって…
11時20分に食べ物が来たけど、もう帰ることに…それが残念。

ところで須田さんって本当にやせた?




中途半端なストリートビューの高さ変更

http://googlejapan.blogspot.com/2009/05/blog-post_5855.html

この中にこうあった。

ご懸念の声を真摯に伺いつつも、たくさんの方々がストリートビューを役立てていらっしゃる、というお話を伺うにつれ、このサービスを続けていくことも、Google が社会のなかで役割を果たすことにつながるのではないかと、私たちは改めて考えるようになりました。

だがそれなら、高さとかは日本人標準の目の高さにすべきではないのか?
役割を果たすという大義名分のもとで、ちょっとだけ高さを下げてお茶をにごす。
しかも今の画像はそのままで、更新には時間がかかる。

それだけでなく、今後も撮影済み未公表の「問題を内包するかもしれない画像」をアップしていく。

なお、未公開のエリアでも、既に前の高さのカメラで撮影済のものがあります。こちらについては撮影済みの画像をまず適応させていただき、順次再撮影した映像に切り替えさせていただきます。


そんな態度で、「社会の中で役割を果たす」と言えるのだろうか。

傲慢だ、といわれても仕方無いのではないか。


だんだんマイクロソフトに代わりグーグルが「悪の巣窟」になっていくように見える。